麻酔法で眠っている間に行う胃カメラ
少量の麻酔薬(鎮静剤)を注射し、胃カメラを受けて頂きます。患者様のご年齢、体重、安定剤の服用歴、前回検査時の麻酔投与量などから、麻酔方法を決定します。
ほとんどの患者様は眠っている間、もしくはボーっとしている間に検査を受けることができます。嘔吐反射の強い方、検査に対する不安の強い方にお勧め致します。
検査終了後は麻酔が覚めるまでベッドで休んで頂きます。
当院で行っている麻酔法・胃カメラの特徴
私共は患者様に内視鏡を安心して受けて頂くことを大切に考えております。
胃・大腸内視鏡検査件数は年間11,000件、患者様に受診して頂いております。麻酔法胃カメラは年間6,000件以上の実績がございます。
1.内視鏡検査は全例、消化器専門の医師が担当いたします
とよしま内視鏡クリニックでは、消化器専門の医師が全ての検査手術を担当致します。胃がん・食道がん早期発見率の高い※1安全な検査を目指しています。
2008年に日本消化器内視鏡学会の指導施設に認定されました。
※1 超早期胃がん・食道がんの発見を目指しております。
定期的に医師会・勉強会・講演会を行い、医師・スタッフ間で意識・情報を共有化することで内視鏡の精度管理を徹底しております。
2.点滴より薬を注射し、眠っている間に苦痛の少ない内視鏡検査を行ないます※
作用時間の短い睡眠薬(ドルミカム)や麻酔薬(オピスタン)を使用しております。ご年齢、体格、向精神薬の服用歴、前回検査時の麻酔の効き具合等を参考にして、麻酔法を決めます。
麻酔の覚めがよくない方には麻酔の作用を打ち消す薬(拮抗薬)を使用することがあります。
酸素濃度を測定しながら検査を行います。必要に応じて酸素を投与致します。
AED(自動体外式除細動器)を設置しております。
※麻酔の効果には個人差があります。麻酔下に内視鏡を行っても、まれに苦しいことがあります。 検査中は患者様の安全を確保するために、身体を抑えることがあります。
3.徹底した衛生管理
ガイドラインを準拠し、内視鏡検査一件ごとに手洗いと内視鏡洗浄機にて確実に消毒・洗浄をしております。
4.オリンパス製内視鏡機器を使用しております
ハイビジョンNBI内視鏡システムを使用しております。オリンパス製EVIS LUCERA ELITEシステム
オリンパス製内視鏡ファイバーEVIS LUCERA 上部消化管汎用ビデオスコープGIF-H260
EVIS LUCERA ELITE 上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF-HQ290
エルベ製ICC200オートカットモード付高周波手術装置
アラーム付きサチュレーションモニター
5.日帰り内視鏡手術を受けて頂くことができます
ピロリ菌感染を伴うポリープ、大きな単発ポリープ、表面が凹凸不正なポリープは内視鏡手術の対象となることがあります。
6.ピロリ菌の検査・除菌・二次除菌・三次除菌を行っております
当院では年間300件以上の除菌治療を行っております。保険適用のない方は自費にてピロリ菌の検査・治療を行っております。御希望の方はお申し付け下さい。
7.大腸内視鏡検査やエコー検査、人間ドック、健康診断も同日に行っております
大腸内視鏡検査やエコー検査(腹部、頚動脈、心臓、乳腺)、人間ドック、健康診断も同日に行っております。検査の必要性がある場合は保険適用となります。
医師の判断により大腸ポリープ切除手術、大腸粘膜切除手術、早期大腸癌切除手術も日帰り内視鏡手術でうけて頂くことができます。
オリンパス製ハイビジョンNBI内視鏡システムEVIS
LUCERA SPECTRUM NBIシステム
オリンパス製内視鏡ファイバーEVIS LUCERA 上部消化管汎用ビデオスコープGIF-H260
エルベ製ICC200オートカットモード付高周波手術装置
カイゲン製内視鏡消毒装置クリーントップWMーS
8.胃腸科外来診療も行なっております
内視鏡だけでなく、通常の外来診療も行なっております。
腹部症状を中心とする胃腸科外来診療を行っております。
麻酔法・胃カメラのメリット・デメリット
麻酔法・内視鏡のメリット
◆苦痛が少なく検査が受けられる
◆鼻からの胃内視鏡を無麻酔でやるより楽
保存
麻酔法・内視鏡のデメリット
◆麻酔薬(鎮静剤)の副作用
◆検査の所要時間がかかる
◆検査中の記憶が無いことがある
◆車の運転や機械の操作、重要な仕事などは検査後不能