経鼻内視鏡・鼻からの胃カメラ
細いファイバーを用い、鼻から入れる胃カメラを経鼻内視鏡といいます。口からの胃カメラと比べると苦痛が少ないとされ、両方の検査を受けた人の約9割が次回も鼻からの胃カメラを希望するという報告があります。
とよしま内視鏡クリニックでは2006年12月に、オリンパス製の直径5.5mm(先端5.0mm)の胃内視鏡を導入いたしました。
苦痛の少ない胃カメラの一つの選択肢として受けて頂くことができます。
当院で行っている経鼻内視鏡の特徴
私共は患者様に内視鏡を安心して受けて頂くことを大切に考えております。
胃・大腸内視鏡検査件数は年間10,000件と多くの患者様に受診して頂いております。
1.内視鏡検査は全例、消化器専門の医師が担当いたします
とよしま内視鏡クリニックでは、消化器専門の医師が全ての検査手術を担当致します。胃がん・食道がん早期発見率の高い安全な検査をお約束致します。
2008年に日本消化器内視鏡学会の指導施設に認定されました。
2.徹底した衛生管理
ガイドラインを準拠し、内視鏡検査一件ごとに手洗いと内視鏡洗浄機にて確実に消毒・洗浄をしております。
3.オリンパス製内視鏡機器を使用しております
ハイビジョンNBI内視鏡システムを使用しております。オリンパス製EVIS LUCERA ELITEシステム
オリンパス製大腸内視鏡ファイバーEVIS大腸ビデオスコープCF TYPE H260AI
エルベ製ICC200オートカットモード付高周波手術装置
アラーム付きサチュレーションモニター
4.ピロリ菌の検査・除菌・二次除菌・三次除菌を行っております
当院では年間300件以上の除菌治療を行っております。保険適用のない方は自費にてピロリ菌の検査・治療を行っております。御希望の方はお申し付け下さい。
5.大腸内視鏡も同じ日に受けて頂くことができます
大腸内視鏡検査・手術やエコー検査(腹部、頚動脈、心臓、乳腺)、人間ドック、健康診断も同日に行っております。検査の必要性がある場合は保険適用となります。
6.通常の胃腸科外来診療も行なっております
内視鏡だけでなく、通常の外来診療も行なっております。
腹部症状を中心とする胃腸科外来診療を行っております。
経鼻内視鏡のメリット・デメリット
◆全身麻酔(鎮静剤)を使用するのと比べると、薬による副作用が少なく安全な検査で、検査後に仕事をすることも可能
◆カメラの径が細いため通常径のファイバーに比べ痛み、反射が少ない
◆鼻から挿入するとファイバーが通る経が違うため、口から挿入するのに比べオェオェという嘔吐反射が少ない
◆検査中に会話ができる
経鼻内視鏡のデメリット
◆鼻からの出血など、損傷のリスクがあるため、鼻の疾患がある方は避けた方が良い
◆全身麻酔(鎮静剤)を使うのと比べ、若干苦痛が多い
◆鉗子口が小さいためポリープ手術が不可能である
◆カメラの径が細いため画像の解像度が低く、視野が悪く精密検査には不向き