NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)に関して

NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)に関して

【NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)】

とよしまクリニックでは全例NBI内視鏡システムで観察しています。
ハイビジョン、拡大内視鏡と組み合わせることで早期食道がんの発見、大腸ポリープの質的診断に有用です。

NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)
病気の中でも、最も早く見つけて、対処したいのが、『がん』
がん細胞は、血管から栄養を補給して増殖するため、早期のがんの周辺には小さな血管が集まりやすくなります。
NBIは、こうした初期のがんの特徴的な変化(血管新生)に効果的に反応する特殊な青い光を照らして観察をしやすくする技術です。
最新の内視鏡システムでは、このNBIの機能を従来よりさらに進化させ、病変の早期発見にこれまで以上に威力を発揮します。
鼻から挿入する経鼻内視鏡(細径内視鏡)でも、細くて小さな構造でありながら、従来よりも明るく高画質なNBI観察が可能です。
オリンパスホームページより

とよしまクリニックの医療の方針

私たちは科学的根拠(エビデンス)に基づく医療を実践しております

近年、科学的根拠(エビデンス)に基づく医療(Evidence Based Medicine:EBM)が重要であると考えられており、がんの治療においてもエビデンスをもとにした「標準治療」の実践が重視されています。「標準治療」とは「もっとも推奨される治療」という意味です。日本胃癌学会や大腸癌研究会では、一般の方々を対象に、現状の胃がんや大腸がんの「標準治療」をわかりやすく解説した「胃がん治療ガイドラインの解説」(2004年版)「大腸癌治療ガイドラインの解説」(2009年版)を発刊しています。胃がんや大腸がんの標準治療について知りたい方にはお勧めの一冊です。

ハイビジョンシステムに関して

とよしまクリニックではハイビジョン内視鏡システムで観察しています。
NBI、拡大内視鏡と組み合わせることで早期がんの発見や病変の質的診断に有用です。

ハイビジョンシステム
微細な血管や粘膜の表層構造までリアルに再現
ハイビジョン&LCDモニター
内視鏡医療においてドクターの目として活躍するビデオスコープシステムには、微細な病変をも見逃さない精度の高い診断を実現するために、患部の鮮明な画像が求められます。とよしまクリニックでは、より高画質・高品位な画像のためにハイビジョンシステムを採用しております。ハイビジョン画像は、従来のテレビ画像に比べて、走査線数・水平方向画素数共に大幅に増加しています。この飛躍的な情報量の増加が、微細な血管や粘膜の表層構造までもリアルに再現する、よりクリアな画像を可能にしました。また、ハイビジョン表示に対応するため、高解像LCDモニターを採用しております。高解像LCDモニターは、高画素化による情報量の増加に対応し、ハイビジョンの高精細画像を忠実に再現できます。これまで以上の微細な診断が可能になりました。
オリンパスホームページより

EVIS LUCERA ELITE

とよしまクリニックは2012年12月に最新内視鏡システムEVIS LUCERA ELITEを導入いたしました。

早期発見を支える技術 - 最新内視鏡システム EVIS LUCERA ELITE

内視鏡は、外からでは良く分からない食道や胃、大腸などの臓器の状態や病変を、からだの内部から直接観察できる医療機器です。
医師は、内視鏡を使って臓器の状態を調べ、異常がないかを確認し、異常があった場合には、それがどのような病変なのかを診断します。
そのため、広い範囲を明るく高画質な状態で観察する事で、異常を発見しやすくし、拡大観察や強調観察を利用して病変の状態を把握しやすくする事が、内視鏡に求められます。
これらの要求を満たすことで、とても重要な「病気の早期発見」につなげる事ができます。病気を早く発見し、早く治療する事で、体への負担を軽減し、精神的な負担も軽くする事が期待されています。このように、内視鏡に求められる「観察精度の向上」を実現し、医師の診断を確実に支えるために、オリンパスは、胃カメラからファイバースコープ、ビデオスコープ、そしてハイビジョン観察とNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)へと、内視鏡の一連の開発の歴史を通して、『より良くみる』ための技術への強い願いを持ち続け、数々の革新を世界に先駆けて実現してきました。
その最先端に位置づけされる製品として、最新の内視鏡システムEVIS LUCERA ELITEが登場しました。
従来のハイビジョン画質(当社比)を超える明るく高画質な観察を可能とし、NBI技術の標準搭載で、病気を早期に発見する可能性をさらに高めました。
オリンパスホームページより