院長 講演『がんと内視鏡の話』

World Journal of Gastroenterology(インパクトファクター3.4) 4月9日追記

先日採択されました論文が公開されました。

下記URLをクリックいただけるとご覧いただけます。

URL: http://www.wjgnet.com/1007-9327/full/v24/i13/1419.htm

 

Dear Dr. Toyoshima,

Thank you for publishing your manuscript (NO.: 38485) in the World Journal of Gastroenterology. 

The bibliographic information of your paper is as follows:
Journal Name: World Journal of Gastroenterology
Manuscript NO: 38485
Title: Helicobacter pylori infection in subjects negative for high titer serum antibody
Authors: Osamu Toyoshima, Toshihiro Nishizawa, Masahide Arita, Yosuke Kataoka, Kosuke Sakitani, Shuntaro Yoshida, Hiroharu Yamashita, Keisuke Hata, Hidenobu Watanabe and Hidekazu Suzuki
Volume: 24
Issue: 13
Page Number: 1419-1428
Publication Date: 2018-04-04
Citation: Toyoshima O, Nishizawa T, Arita M, Kataoka Y, Sakitani K, Yoshida S, Yamashita H, Hata K, Watanabe H, Suzuki H. Helicobacter pylori infection in subjects negative for high titer serum antibody. World J Gastroenterol 2018; 24(13): 1419-1428
URL: http://www.wjgnet.com/1007-9327/full/v24/i13/1419.htm
DOI: http://dx.doi.org/10.3748/wjg.v24.i13.1419

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World Journal of Gastroenterology(インパクトファクター3.4)

論文「Helicobacter pylori infection in subjects negative for high titer serum antibody」
が World Journal of Gastroenterology(インパクトファクター3.4)にアクセプトされました。

Dear Dr. Toyoshima,

We are pleased to inform you that your paper has successfully passed our very rigorous review process and has been accepted for publication in the World Journal of Gastroenterology (WJG).

ピロリ菌血液抗体のグレーソーンに関する論文です。近日公開となりますので、追ってご報告いたします。

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消化器内視鏡技師資格のための勉強会

◇参加条件:内視鏡技師試験の受験資格のある方 参加の際は事前にお電話にてご連絡下さいませ。

◇参加費:無料

『消化器内視鏡技師試験 問題解説Ⅳ』の内容に沿って医師が詳しく解説致します。

当院職員以外、一般の方もご参加頂けます!

内視鏡技師資格にご興味のある方、資格取得のために頑張っている方ぜひご参加ください。

日時:2017年11月18日(土) 17:30~(1時間程度)   

診療終了後 になるため前後する場合があります。

場所:とよしま内視鏡クリニック 1階にて

51jxhJJYJrL._SX351_BO1,204,203,200_

 

※技師試験対策の必携書!!

消化器内視鏡技師試験問題解説Ⅳ 第23回(2004年)~第29回(2010年)の試験問題と解答・解説を収録

”Surgical Endoscopy” (impact factor 3.54)に掲載されました!!

この度、とよしま内視鏡クリニック院長豊島治主著の論文”Endoscopic gastric atrophy is strongly associated with gastric cancer development after Helicobacter pylori eradication”がonlineでpublishされました。

当院の長年にわたる、「内視鏡による胃がんの早期発見とピロリ菌除菌診療」が結実し、除菌後発見される胃がんのリスクについて欧米の内視鏡メジャー誌”Surgical Endoscopy” (impact factor 3.54)に掲載されました。

下記リンクより論文のページにフリーアクセスできます。フリーアクセスですので、是非ご覧になって下さい。

Endoscopic gastric atrophy is strongly associated with gastric cancer development after Helicobacter pylori eradication

https://link.springer.com/article/10.1007/s00464-016-5211-4

2016%e5%b9%b49%e6%9c%8810%e6%97%a5%e3%80%80toyoshima_et_al-2016-surgical_endoscopy0001-%e6%8e%b2%e8%bc%89%e7%94%a8

大腸内視鏡の前処置について

前処置の問題は山積みであると考えております。
大腸内視鏡は精度の問題が現在内視鏡の専門家の間で、世界中で議論をしているところであります。当然、精度の高い内視鏡検査には適切な前処置が不可欠であり、その前処置についても多くの議論が世界中でなされております。そして、今後も改善していかなくてはならない分野であると考えます。
不完全な飲用、便秘、向精神薬の服用が不適切な前処置の原因となるということが報告されておりますので、事前の問診などできめ細やかな対応が必要とされます。

腺腫発見率と大腸癌・死亡のリスク

この度、2014年4月のNew England Journal of Medicineで大腸内視鏡における大腸腺腫発見率(ADR)の高い医師は大腸癌発生の危険をより確実に減らしている。さらに、大腸癌による死亡も減らしているということが報告されました。当院の大腸腺腫発見率(ADR)は51.2%とこの論文中の最高の群に属します。スクリーニングだけを目的としていないため正確なところは分かりませんが、50歳以上に限れば62.2%と最も高いADRを誇っております。大腸腺腫発見率を高める工夫として当院では全結腸色素内視鏡法を採用しております。この報告により、これまで、丁寧に観察し腺腫を見逃しなく拾い上げていた努力が報われました。今後も大腸癌の見逃しの少ない、大腸癌をより効率的に予防する大腸内視鏡を提供して参ります。

Adenoma Detection Rate and Risk of Colorectal Cancer and Death
「腺腫発見率と大腸癌・死亡のリスク」
著者Corley DAら
2014年4月
New England Journal of Medicine
【背景】
スクリーニング大腸内視鏡検査で 1 個以上の腺腫が発見される割合(腺腫発見率:ADR)は,大腸内視鏡のqualityの指標とされている(Kaminski N Engl J Med 2010)。しかし、腺腫発見率と、見逃し大腸癌(interval cancer)のリスク、死亡リスクとの関連性についてはほとんど明らかにされていない。
【方法】
integrated health care delivery organizationのデータを用いて、腺腫発見率(ADR)と、大腸内視鏡検査から 6 ヵ月~10 年後に大腸癌が診断されるリスクおよび大腸癌関連死亡リスクとの関連を評価した。Cox 回帰により,寄与リスクの推定値を,患者の人口統計学的特性,大腸内視鏡検査の適応,併存疾患について補正した。
【結果】
消化器専門医 136 人が行った大腸内視鏡検査 314,872 件を評価した。腺腫発見率(ADR)は 7.4~52.5%であった。追跡期間に,進行期癌 255 例を含む見逃し大腸腺癌(interval cancer) 712 例と、見逃し大腸癌(interval cancer)による死亡 147 例が同定された。腺腫発見率(ADR)の五分位群別にみた未補正の見逃し大腸癌(interval cancer)のリスクは,腺腫発見率(ADR)が最低の群から腺腫発見率が最高の群でそれぞれ追跡 10,000 人年あたり 9.8 例,8.6 例,8.0 例,7.0 例,4.8 例であった。腺腫発見率(ADR)が最高の医師の患者の,腺腫発見率が最低の医師の患者と比較した補正ハザード比は,見逃し大腸癌(interval cancer)が 0.52(95%信頼区間 [CI] 0.39~0.69)、進行期の見逃し大腸癌(interval cancer)が 0.43(95% CI 0.29~0.64)、致死的な見逃し大腸癌(interval cancer)が 0.38(95% CI 0.22~0.65)であった。腺腫発見率(ADR)が 1.0%上昇する毎に、癌のリスクは 3.0%低下した(ハザード比 0.97,95% CI 0.96~0.98)。
【結論】
腺腫発見率(ADR)と、見逃し大腸癌(interval cancer)、進行期の見逃し大腸癌(interval cancer)、致死的な見逃し大腸癌(interval cancer)のリスクとの間に、負の相関が認められた。(Kaiser Permanente Community Benefit program とthe National Cancer Instituteから研究助成を受けた.)南江堂の翻訳を改編致しました。