定期的に勉強会を行っています。スタッフ(医師、看護師、医療事務)間で意識・情報を共有化することで内視鏡の精度管理を徹底しております。
スタッフひとりひとりの医療知識を深め、医院全体として常に最先端の治療を提供できるよう努めています。
今回のテーマは当院の外来診療・内視鏡診療におけるフローの再確認です。
2023年6月17日
6月10日に第116回日本消化器内視鏡学会 関東支部例会(会長 慶応大学教授 矢作直久先生)に参加して参りました。
主題セッション
「消化管出血のマネージメント」
司会は東京大学教授の藤城光弘先生と国際医療福祉大学教授の西澤俊宏先生でした。
「大腸遅発性ポリペクトミー後出血における緊急内視鏡止血術にいたる予測因子」と題して講演して参りました。本セッションは総会並みの高いレベルでの発表が多く、大変勉強になると共に、若い先生方から大きな刺激を受けました。皆さん、しっかり診療をしている傍ら、素晴らしい研究発表もなさっているなと敬服します。藤本先生もハンズオンお疲れ様です。
機器展示ブースではオリンパスマーケティング株式会社のブースに伺いました。7月13日に控えている第26回首都消化器内視鏡懇談会のことについてお打合せをさせていただきました。株式会社AIメディカルサービスの多田智裕代表取締役CEOとも少しお話をさせていただきました。ランチョンセミナーでは、内視鏡診療におけるAIの現状を拝聴しました。
がんセンター中央病院内視鏡科科長/日本消化器内視鏡学会関東支部長の齊藤豊先生のご紹介でJEDブースにも伺いました。今後のJED導入につきまして相談させて頂きました。当院もJED-Projectに参加させて頂くことになりました。
夕方からの日本消化器内視鏡学会関東支部評議員会に出席しました。
その後、評議員懇親会に参加してきました。多くの先生方と御挨拶でき大変素晴らしい会でした。会長の矢作先生、素晴らしい会を開催して下さりまして有難うございました。矢作先生、河合先生、鈴木秀和先生、斉藤先生、浦岡先生、藤城先生、西澤先生、辻先生、菊地先生、高取先生、石橋先生、他多くの先生方と久しぶりにお会いできました。有難うございました。
第5回とよしま内視鏡クリニック医師会
第2部を成城コルティー グランファミーユ シェ松尾にて開催しました。
ご勤務頂いている先生方、医療連携させて頂いている先生方に現在治療研究などで興味を持っていらっしゃること、取り組まれている事を講演していただきました。最新医療の共有、様々な意見交換ができ大変有意義な時間でございました。
先生方、お忙しい中ご参加いただき心より感謝申し上げます。
・平松先生 東京大学 消化器内科
三楽病院での勤務状況と今後の東京大学病院での内視鏡診療、研究(オリンパス製TXIと全結腸色素内視鏡の活用について)に対するビジョンをお話しいただきました。
・藤澤先生 東京大学 消化器内科
東京大学消化器内科での研究内容について発表頂きました。大腸ステントや化学療法の最先端のお話をいただきました。
・山田友春先生 東京大学 消化器内科
東京大学医科学研究所(藤堂研究室)での研究のお話(ヘルペスウィルスを用いた肝癌、膵癌治療への応用)を頂きました。
・片岡陽佑先生 三楽病院 消化器内科科長・内視鏡センター副センター長
三楽病院でのCOVID-19時の状況を振り返って近況をお話しいただきました。
・中込先生 関東中央病院 肝胆膵内科部長
関東中央病院での肝炎ウィルス診療についてお話しいただきました。
・辻陽介先生 東京大学 消化器内科特任准教授
東京大学消化器内科消化管グループの現状と展望についてお話しいただきました。他学部との交流について期待したいと思います。
・山下裕玄先生 日本大学 消化器外科教授
日本大学駿河台病院消化器外科の現状と今後の方針について講演いただきました。立地、歴史から消化器内科と連携しLECSを手掛けていること、他学部と交流し学問の幅を広げていることをお話しいただきました
・豊島治 とよしま内視鏡クリニック院長
とよしま内視鏡クリニックの現状と今後の展望について発表させていただきました。
・新野徹先生 同愛記念病院 消化器内科部長
同愛記念病院での診療についてお話しいただきました。プライベートのご様子も御発表頂きました。
・西澤俊宏先生 国際医療福祉大学成田病院 消化器内科教授
主にとよしま内視鏡クリニックで発表された研究論文についてご解説頂きました。内視鏡後の滞在時間、自己免疫性胃炎、噴門部鳥肌胃炎、オリンパス製TXIの視認性などについてお話しいただきました。
・畑啓介先生 日本橋室町三井タワー ミッドタウンクリニック院長
ミッドタウンクリニックにおける便潜血検査陰性患者の大腸疾患の罹患について御発表頂きました。
・金沢孝満先生 東京JR総合病院 外科部長
巨大肝転移についてお話しいただきました。
・豊島明先生 日本赤十字社医療センター 大腸肛門外科副部長
ISRについて御発表頂きました。
シンポジウム8:これからの胃癌診療
S8-2 演題:『胃炎の京都分類に基づく胃癌発生』
演者:(とよしま内視鏡クリニック)豊島 治(とよしまおさむ)・(とよしま内視鏡クリニック/国際医療福祉大学成田病院消化器内科)西澤 俊宏・(とよしま内視鏡クリニック/吉田医院)吉田俊太郎
4月6日、長崎県長崎市、出島メッセでの開催、第109回 日本消化器病学会総会にて上記演題について発表して参りました。
ご清聴ありがとうございました。活発なディスカッションができ、大変有意義なセッションでした。
座長の八尾先生、村上先生、講演の機会を頂き有難うございます。
写真は国際医療福祉大学市川病院消化器内科の石橋先生とご一緒しました。
若手の先生から大きな刺激をもらい私も先生方の勉強熱心な姿勢は励みになります。お疲れさまでした。
飛行機、西九州新幹線「かもめ」であっというまに長崎駅に着きました。
行きの飛行機、帰りの飛行機と、現在『消化管出血』について、依頼原稿の草案を練っているところです。
先日、北海道にあります北嶺中学高等学校にて、講演『メディカルスクール』演者としてご招待いただき講演してまいりました。 未来を担う学生たちへ『医師の仕事とは』『大腸内視鏡手術とは』お話してまいりました。
YouTubeのとよしま内視鏡クリニックチャンネルにて講演の様子を公開いたします。
『【メディカルスクール】大腸内視鏡手術 高い嶺から見える景色を思い描く 』
全4回に分けて公開です。抜粋ではありますがご視聴下さい。