がんは誰にでも起こる身近な病気

がんは誰にでも起こる身近な病気

国民の3人に1人ががんで亡くなる時代

一生涯のうち、がんと診断される確率は、男性で2人に1人、女性で3人に1人と推計される。現代ではがんは誰にでも起こる身近な病気である。
また、日本人の主な死因は1981年以降、脳血管疾患を抜いてがんがトップである。2001年以降、毎年30万人を超える人が、がんで亡くなっている。これは、日本人の死亡数の3分の1に相当する。

がんは誰にでも起きる遺伝子の異常からできる
人の体は60兆個の細胞からできている。新陳代謝により新たな細胞が生まれる際、遺伝子にコピーミスが生じがん細胞が生まれる。

がんは老化現象の一つ
遺伝子のコピーミスはコピーの回数が増えれば必然的に増える。年を重ねるほどがんになる人は増えるということだ。日本でがんが増加しているのは人口の高齢化が理由である。