Japan Digestive Disease Week 2020 [JDDW 2020 KOBE]|第28回 日本消化器関連学会週 ②

Japan Digestive Disease Week 2020 [JDDW 2020 KOBE]|第28回 日本消化器関連学会週 ②

当院院長がJDDW 2020 KOBEにて講演してまいりました。

2020年11月7日(土)

ワークショップ16(消化器内視鏡学会・消化器病学会・消化器がん検診学会)
(JGES Core Session) 炎症性疾患における最先端の内視鏡診療- H.pylori関連胃炎(胃炎の京都分類改訂を踏まえて)

【演題】京都分類スコアのH. pylori感染と胃癌リスクとの関連性

[演者] 豊島 治:1,2
[共同演者] 西澤 俊宏:1,3, 小池 和彦:2
1:とよしま内視鏡クリニック, 2:東京大・消化器内科, 3:国際医療福祉大三田病院・消化器センター

【目的】京都分類スコアは内視鏡所見より胃癌リスクを評価することを目的としている. 好中球活動の胃内分布, ABC分類(血清ペプシノゲンとH. pylori (Hp)抗体の組合せ), 胃癌関連一塩基多型(SNP) Prostate Stem Cell Antigen (PSCA)は胃癌リスクと, Hp抗体はHp感染と関連している. Updated Sydney systemによる好中球活動スコアの胃内分布, ABC分類, PSCA SNP, Hp抗体価が京都分類スコアに及ぼす影響を調べた. 【方法】当院で上部消化管内視鏡を受けた症例を対象とした(除菌後の患者は除外). 好中球活動の分布にて非活動, 前庭部優位, 汎活動, 体部優位に, ABC分類にてA, B, C, D群に, PSCA SNPにてCC, CT, TT genotypeに, Hp抗体価にて3未満, 3-9.9, 10-49.9, 50U/mL以上に患者を分けた. 【成績】検討1は323人(平均50歳, 男51%)が, 検討2は874人(平均48歳, 男38%)が登録された. 検討1. 京都スコアは非活動<前庭部優位<汎活動<体部優位の順に上昇, ABC分類ではA群は他群より低く, PSCA SNPではCT+TTがCCより高かった. 検討2. 京都スコアはHp抗体価では3未満<3-9.9<10.0-49.9, 50U/mL以上の順に上昇した. 【結論】京都分類スコアは他の胃癌リスク分類, リスクマーカー, 及びHp抗体と矛盾なく連動していた.

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