『JCBN』(Impact Factor :2.190)

『JCBN』(Impact Factor :2.190)

医学雑誌『JCBN』Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition(インパクトファクター2.190)から出版されました。

当院の内視鏡に関する研究報告です。

Title:『The simplified Kyoto classification score is consistent with the ABC method of classification as a grading system for endoscopic gastritis』

(簡易式・胃炎の京都分類スコアは胃癌リスク分類のABC分類と整合している)

主著 西澤俊宏教授

共著 近藤僚先生、關場一磨先生、辻陽介先生、海老沼浩利教授、鈴木秀和教授、谷川千津先生、松田浩一教授、小池和彦教授

責任著者 豊島治院長

雑誌 Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition

今回、とよしま内視鏡クリニックのデータベースを基に内視鏡による胃炎のスコア(京都分類)が胃癌のリスクを評価する分類として定着しているABC法(血液検査)の結果を反映していることが分かりました。

内視鏡の進歩により、胃炎をより客観的に評価することができるようになってきていることが証明されました。

概要

背景

胃癌のリスク分類であるABC分類は血清ヘリコバクター・ピロリ(H. pylori)抗体と血清ペプシノゲンの組み合わせにて分類され、胃癌のリスクを予測するのに有用である。京都分類は内視鏡による胃炎の新しい評価法である。京都分類スコアとABC分類の整合性は未だ不明である。

方法

京都分類スコアは萎縮、腸上皮化生、びまん性発赤、鳥肌、皺襞腫大のスコアの総計であり、0~8点とされる。我々は、簡易式・京都分類スコアを萎縮と腸上皮化生のスコアのみの総計(0~4点)と定義した。京都分類スコアとABC分類の関連性をKruskal-Wallis法とSteel-Dwass法にて解析した。

結果

307人が登録された。京都分類スコアはB、C、D群では同等であったが、A群は他群と比して有意に低かった。簡易式・京都分類スコアはA<B<C<Dと段階的に増加を示した。

結論

京都分類スコアとは異なり、簡易式京都分類スコアはABC分類と同様に段階的な増加を示した。


 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcbn/advpub/0/advpub_20-41/_pdf

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th_JCBN advpub_20-41_000001