Endoscopy International Open

Endoscopy International Open

2019年12月に Endoscopy International Open から出版されました当院からの論文をご紹介します。

Title:Small-caliber endoscopes are more fragile than conventional endoscopes

    (細径内視鏡スコープは通常スコープより修理が多い

Authors:Nishizawa T, Sakitani K, Suzuki H, Yamakawa T, Takahashi Y, Yoshida S, Nakai Y, Hata K, Ebinuma H, Koike K, Toyoshima O

Endoscopy International Open DOI: 10.1055/a-1036-6186

要旨

背景と研究目的

消化管内視鏡スコープの修理費は内視鏡ユニットの総経費の重大な部分を占める。本研究は上部内視鏡(EGD)に使用される細径スコープと通常径スコープの修理費を評価した。

患者と方法

とよしま内視鏡クリニックにて2012年4月から2019年5月までに損傷し修理したEGDスコープをレトロスペクティブに分析した。通常径スコープ(GIF-H260, GIF-HQ290, GIF-H290Z)は経口的に、一方細径スコープ(GIF-XP260N, GIF-XP290N)は経鼻・経口的に使用された。

結果

3本の細径スコープと5本の通常径内視鏡がそれぞれ1031回、31192回の手技に使用された。細径スコープと通常径スコープの1回損傷当たりの手技数はそれぞれ344回と1950回であった。損傷発生率は通常径スコープより細径スコープで有意に高かった(P=0.01)。1回手技当たりの修理費は細径スコープが$5.95±1.32、通常径スコープが$2.41±1.15だった。細径スコープの1回手技当たりの修理費は通常径スコープの2倍以上であった。

結論

細径スコープは通常径スコープよりも壊れやすい。

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