大腸ポリープは「がんの芽」といわれています。ポリープを切除しがんの発生を防ぎましょう。通常、がんは早期発見が大切で、予防することまでは困難といわれていますが、『大腸がんはポリープを発見し、切除することで予防が可能です。』
また、大腸ポリープには良性で癌化しないもの、良性だが癌化のポテンシャルを持つもの < 大腸腺腫 > 、悪性のもの < 大腸がん > に分かれます。大腸腺腫や大腸がんは内視鏡手術の治療対象となります。大腸ポリープはサイズが大きくなると内視鏡では手術できなくなりますので、比較的小さいサイズのうちに、内視鏡で手術しますと、開腹手術にならずに済みます。
大腸内視鏡検査の際、大腸ポリープが発見され、その場で(日帰り)、内視鏡手術となることは比較的多いことですので、大腸内視鏡手術のページもお読みいただくようお願い致します。
とよしまクリニックでは苦しくない大腸内視鏡検査を行っております。
苦しくない大腸内視鏡(カメラ・ファイバー)の具体的な方法
検査のとき、ごく少量の麻酔薬を注射します。患者さんの年齢、体重、安定剤を服用しているかなどから適切に判断し(さじ加減)、投与量を決めますので、安全で切れのよい全身麻酔です。
麻酔のかかったところで検査を開始いたします。
眠っている間、もしくはボーっとしている間に検査を致します。眠っている間でしたら、まったく苦しくなく、また、痛みもなく検査を受けられる、非常に楽な方法です。検査が終わってしばらくしてから、「もう、終わったのですか?」、「まったく気づきませんでした。」という言葉を聞くことが多いです。
検査終了後は少しベッドで休んでいただきます。
大腸内視鏡検査は医師の腕前により苦痛の差が大きい検査です。当クリニックでは検査数、手術件数も多い専門医が内視鏡を施行しますので、安心してご来院ください。
保険診療で行っております。
● 大腸内視鏡検査とは
大腸を内視鏡を用い検査することをいいます。
大腸は大きく結腸と直腸に分かれております。直腸は肛門から上に続く約20 cm の部分を指します。結腸は直腸に続いており、順に S 状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸に分かれております。
大腸の主な役割はそこを通過する食物より水分を吸収することです。
大腸内視鏡は大腸ファイバー、大腸ファイバースコープ、大腸カメラなどといわれたりしますが、ほぼ同じ意味で使われます。 |
大腸内視鏡とは長さ1m20cm程、径 1.5 cmの細長い管で、中にファイバーが入っております。先端の部分にカメラがあり大腸の内腔である大腸粘膜の映像がファイバーを伝いモニター画面に動画として表示されます。大腸ファイバーには中に細い管が入るトンネルがあり、そこに細い金属のワイヤー(鉗子)を通し、大腸粘膜の一部を採取したり、大腸ポリープの手術を行なったりすることができます。 |
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医師が大腸内視鏡の先端についているハンドルを手で操作し、カメラのついているもう一方の先端を肛門から挿入し大腸の中を進み盲腸まで到達させます。一般に、大腸内視鏡検査は盲腸まで到達してから丁寧に観察しながら抜いてきます。より鮮明に観察するために色素液を散布したりすることもあります。患者さんは寝ている姿勢で受けます。検査前にお尻のあいた検査用パンツにはき替えます。 大腸内視鏡検査では大腸ポリープ、大腸炎、大腸癌、大腸憩室などを診断することができます。 |
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大腸ポリープや大腸癌がある場合、精密検査のため大腸粘膜病変の一部を採ったり(生検)、内視鏡的に手術(内視鏡的ポリープ切除術)することもできます。 大腸内視鏡検査を受けるには前処置が必要で、大腸の中をきれいに洗浄してから行ないます。 検査日の予約が必要です。また、検査前日より前処置(洗腸や絶食など)が必要ですので、お間違えのないように指示をご確認ください。
検査後の車の運転は危険ですので避けて下さい。 |
●検査時間(目安です)
大腸内視鏡の検査時間は観察のみの場合15分〜30分
大腸内視鏡の検査時間は施行する医師の力量と、患者さんの腸の具合によるところが多いです。
特に、医師の力量に関しては胃内視鏡(胃カメラ)に比べると差が歴然とします。大腸内視鏡検査を5年間で2000件以上の経験がある専門医であれば、エキスパートといえましょう。経験症例が1000例満たない専門医や、経験年数は長いが年100例程度しか行なっていない専門医は少し腕が鈍っているかもしれません。もちろん、専門医資格を持っていない消化器内科や外科の医師、経験症例数の少ない医師は中には天才的に上手な医師もいますが、お勧めできません。
大腸は患者さんにより千差万別で、内視鏡検査をする場合、挿入時間はかなり異なります。婦人科の手術、胃腸の手術を受けている方や大腸憩室症のある方は大腸が癒着し狭くなっており、痛みが伴うことがあります。痛みがあれば、慎重に内視鏡検査を行ないますので、時間はかかります。また、高齢の女性は大腸が伸びやすいことがあります。若い、がっちりした体格の男性は大腸の曲がりも少なく、伸びにくいので、1,2分で大腸内視鏡が盲腸まで到達することも多いです。
大腸内視鏡でポリープ手術を追加する場合 1 個当たり約 5 分かかります。
早朝よりご自宅か当院で下剤を服用して頂きます。
月、火、水、金、土に行っております。
大腸内視鏡検査当日は朝から下剤の服用があり、それからの検査となります。内視鏡検査、内視鏡手術後はリカバリーベッドで 30 分ほど安静にしていただきますので、検査時間は一日を要します。
●費用概算 (保険診療ですので全国一律です)
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1割負担 |
2割負担 |
3割負担 |
| 大腸内視鏡(観察のみ) |
2,500 |
5,000 |
7,500 |
| 大腸内視鏡ポリープ手術(1ヶ所) |
7,000 |
14,000 |
22,000 |
| (2ヶ所) |
8,000 |
16,000 |
24,000 |
| (3ヶ所以上) |
9,000 |
18,000 |
27,000 |
事前検査分などは含まれておりません。
御来院の際は保険証をお忘れなく。
清潔に検査を受けていただくためにとよしまクリニックではディスポーザブル検査着料を頂いております(2000円)。 |
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●大腸内視鏡検査の流れ
内視鏡検査の検査、手術、承諾書の動画をご覧になってご参考にしてください。
(1) 事前検査
内視鏡検査を安全に行うために、全身状態の把握や感染症の有無について、血液、尿、心電図、レントゲン、腹部エコー検査などを行う場合があります。
内視鏡検査当日は、胃腸の動きを止める薬や麻酔薬などいろいろな薬を使う可能性があります。内視鏡検査の安全性を高めるため、検査前には以下のような項目について質問されるかと思います。また各項目に心あたりがありましたら積極的にお申し出ください。
◎ 歯の治療で麻酔の注射(キシロカイン)で具合が悪くなったことがあるか
◎ 血の止まりにくい薬を飲んでいるか(ワーファリン、バファリン、バイアスピリンなど)
◎ 高血圧の薬を飲んでいるか
◎ 糖尿病でインスリン注射や飲み薬を使用しているか
◎ 不整脈といわれたことがあるか
◎ 狭心症、心筋梗塞、その他の心臓の病気といわれたことがあるか
◎ 緑内障といわれたことがあるか
◎ 前立腺肥大があるか
◎ 甲状腺機能異常があるか
◎ 睡眠薬、精神安定剤を服用しているか
◎ 脳卒中を起こしたことがあるか
◎ 婦人科の手術(帝王切開や子宮筋腫など)を受けたことがあるか
◎ 腹部外科の手術(胃がん、大腸がん、胆石症など)を受けたことがあるか
◎ 便通異常があるか
◎ 大腸憩室症があるか
服用している薬の中止方法や、検査当日の服用方法については指示を受けて下さい。 |
(2) 大腸内視鏡検査の前処置
大腸の中を空にします。検査の予約の際に渡される説明書に従って準備してください。
◎ 検査前日、えのき茸などキノコ類、キウイやスイカ、メロンなど粒や種のある物を食べないで下さい。
◎ 検査前日の食事は軽くして下さい。
◎ 以前、大腸内視鏡検査前の下剤服用がつらかった方は、検査前日は固形物を食べず、ゼリーやヨーグルトなどの半固形物と飲料のみで過ごしていただくと、検査当日の下剤は半分ぐらいで排出物がきれいになりますので、少し楽に受けられます。但し、糖尿病で薬を服用している方は、事前にご相談ください。
◎ 当日の朝食は摂れません。 |
(3) 大腸内視鏡検査当日の手順
◎ 自宅あるいは当クリニックで下剤を服用していただき、腸をきれいにします。
◎ 歩いて帰れるようになるのを確認し、お帰りいただきます。 |
(4) 大腸内視鏡検査後の注意事項
◎ 大腸内視鏡検査後はおなかが張っておりますので、ガスを出してください。時間を追って楽になります。
◎ 当日はいろいろな薬を使う可能性がありますので、車は検査後には運転はできません。
◎ 最初、水分を少しのみ、気分が悪くならなければ食事しても結構です。手術を行なった場合は食事などの生活に関する詳しい注意事項があります。
◎ 組織やポリープをとった方は、指示により一定期間胃腸に優しい食事をしてください。刺激物、脂っこいもの、アルコール類は避けてください。
◎ 便に混じる少量の出血なら心配いりませんが、多くなかなか止まらない場合、痛みが続く場合は当院へ至急連絡してください。
◎ 当日の激しい運動はおやめください。また、お風呂も長風呂を避け、シャワー程度が無難です。
◎ 最終検査結果は後日となりますので、次回外来診察日をご確認ください。( 1週間後のことが多いです。) |
(5) 合併症
| 顕微鏡検査のために組織を採ったり、ポリープの切除などの治療を行うことがありますが、ごくまれに出血や穿孔等の合併症を起こすことがあります。万が一合併症が起きた場合、入院や緊急の処置・手術が必要になることがあります。なお、大腸内視鏡検査および治療に伴う偶発症の発生頻度は全国集計( 1988 年から 1992 年の 5 年間)で 0.051 %( 2000 人に 1 名の割合)でした。 |
とよしまクリニックでは苦しくない大腸内視鏡検査、内視鏡手術も行っております ●大腸内視鏡検査を受けていただきたい方
◎ 大腸がんを疑う症状のある方(血便、便秘、下痢、腹痛、便異常)
◎ 便潜血検査陽性の方
◎ 以前、がんになったことのある方(大腸がん以外のがんも含みます)
◎ 以前、大腸ポリープがあった方
◎ 胃ポリープや、胆のうポリープが多発している方
◎ がん家系の方
◎ 血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる方
◎ 潰瘍性大腸炎、クローン病の方
◎ 痔のある方 |
大腸の検査は下剤服用の説明がありますので、事前にご相談下さい。
40歳になったら一度大腸ファイバーを受けましょう。 胃内視鏡検査も同時に行えます。
腹部エコー(超音波)検査も同時に行えます。
腹部エコー検査とは
おなかに超音波の機械をあて調べます。いわば、魚群探知機のようなもので、全く痛くありません。
おなかの中の胎児を診るのに使う機械と同じものですので、体には無害で、多くの情報が得られます。
肝臓、胆のう、腎臓、脾臓、すい臓を中心に調べます。
脂肪肝や胆石、胆のうポリープ、肝腫瘍、腎腫瘍といった病気が分かります。
腹部エコー検査にて診断できる疾患について
脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝炎; NASH )
肝臓に脂肪が付着し、いわば“フォアグラ”や“霜降り”のようになっている肝臓のことを指します。肥満や高脂血症などの生活習慣病に関連しており、運動不足や食べ過ぎによることが多いです。肝臓と腎臓は本来同じ位みずみずしい臓器であり、エコーで調べると、同じ濃度に見えます。脂肪肝の場合、腎臓は肝臓に比べ高エコーで白く見えます。
胆石症
胆のうの中に石ができる病気です。胆のうは肝臓で作られた胆汁の一部を一旦貯め、食事などの刺激があった時に収縮し、貯まっている胆汁を胆管を通し十二指腸に排出する役割を持ちます。胆のうはいわば川(胆管)の途中にできた貯留池のようなものです。この池が濁って石ができたのが胆石です。エコーで調べると石はエコーを反射するため石の後ろ側にはエコーが通りません( acoustic shadow )。胆石は女性に多い疾患で、意外に遺伝的素因が強く、祖母、母、娘と遺伝することが多いです。(乳がんもこのようなことが多いのですが、)また、父、娘のパターンも多く認められます。娘に多い、つまり、女性に遺伝しやすいということなのです。精密検査として内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)やMRIで胆管膵管を撮影する 磁気共鳴胆道膵管造影 ( MRCP ) を受けていただくことがあります。治療に関しては意見の分かれるところで、原則手術(腹腔鏡下胆のう摘出術)なのですが、実は手術をしない方が多いです。手術をするという意見は、“胆石のある方はない方に比べると二倍ほど胆のうがんになり易い”、“胆石があると胆のうがんを見落としてしまう可能性がある”、“何時胆石発作が起きるか分からないため、心配である”、“高齢になって手術をすると体に負担が大きい”などといったことが理由になっております。手術をしないという意見は“胆のうがんはまれな疾患であるためあまり気にしないでよい”、“胆石の発作(胆のう炎)が起きてから手術をすれば十分”、“手術による合併症などは侮れない”、“一生胆石発作を起こさないことも多くある” などといったことが理由になっております。腹腔鏡下胆のう摘出術とは、全身麻酔で、腹部に数ヶ所の穴を開け腹腔鏡という内視鏡を用いカメラを見ながら胆のうを取り除くといった手術です。胆石の手術は胆のうごと取り除きます。比較的ダメージの少ない手術です。
胆のうポリープ
胆のうポリープは胆のうの壁にできるこぶです。胆石との鑑別診断が困難です。精密検査として内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)やMRIで胆管膵管を撮影する 磁気共鳴胆道膵管造影 ( MRCP ) を受けていただくことがあります。大きさが 1 センチを越えると悪性(胆のうがん)のことがあるため治療対象となります。治療は腹腔鏡下胆のう摘出術が主流です。 1 センチ未満の場合経過観察となることが多いです。
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肝硬変 |
肝がん |
肝血管腫 |
肝のう胞 |
腎のう胞 |
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●大腸内視鏡検査の消毒について
| とよしまクリニックでは全例、電解酸性水による内視鏡消毒装置(クリーントップWM−S)によって毎回検査ごとに完全消毒しております。 |
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『大腸内視鏡 検査・手術 承諾書』 を印刷してお持ちいただければ検査をスムーズに行うことができます。
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